愛知支部 第8回コミュニティサロン 開催報告

愛知支部では、第8回コミュニティサロンを開催しました。
今回も対面での実施となり、参加者同士が安心して本音を語り合える、あたたかな時間となりました。
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■ 今回のテーマ
「優等生だと思っていたあなたも、劣等生だと思っていたあなたも自分に花丸を付けられる新コミュニケーション」
今回は「他者とは」データファイル10を用いてシェアをしました。
「優れている・劣っている」という比較の中で生まれる思い込みに焦点を当て、兄弟関係や家庭環境の中で感じてきた“比較”や“役割意識”を新しい視点から見つめ直し、それぞれの感情を安心して表現していくことを目的に進めました。
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■ サロンの様子
今回のサロンでは、特に兄弟関係における思い込みや感情について、多くのシェアが交わされました。
• 「姉だから」「下の子だから」といった立場による役割意識
• 「愛されていない」「居場所がない」と感じていた過去の思い
• 羨ましさや嫉妬、比較の中で生まれていた不足感
こうした体験が共有される中で、
それぞれの背景や事実に触れることで「思い込みだった」と受け取る変化が生まれました。
また、
• 自分が羨ましいと思っていた相手にも別の現実があったこと
• 気づかなかった形で愛情を受け取っていたこと
• 互いに「羨ましい」と感じ合っていた関係性
など、視点の転換によって、これまでの認識が大きく変わる場面が多く見られました。
シェアが進むにつれて、参加者が次第に本音を表現し始め、
場全体がより自由で安心感のある空間へと変化していきました。
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■ 参加者の声
・自分が思っていたことと、実際に母から聞いた話が違い、対話の大切さを実感した
・親子で参加し、それぞれの思い込みに気づき、深く癒される時間となった
・兄弟それぞれの立場の思いを出し合うことで、関係性への理解が深まった
・兄弟がいなくても、同じ構造の思いを持っていることに気づけた
・「嫌い」と感じる気持ちも出してよいと分かり、心が軽くなった
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■ まとめ
・「優劣」や「比較」は思い込みから生まれていること
・家族関係においても、それぞれが異なる立場で同じように葛藤していたこと
・感情を正直に表現することで、関係性はあたたかく変化すること
・「そのままの自分で良い」という受容が、安心とつながりを生むこと
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■ 未来社会へ
今回のサロンで体感された、“比較や優劣を超えて互いを理解し合うコミュニケーション”は、これからの未来社会において不可欠な在り方であると考えています。
長崎から実践的に広がっている「長崎モデル」においても、対立ではなく、互いの思いを受け取り合い統合していく関係性が土台となっています。
一人ひとりが自分自身の思い込みに気づき、そのままを受け取り、表現できるようになることが、家庭・地域・教育現場へと広がり、社会全体の在り方を変えていく力となります。
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■ 私たちの想い
新コミュニケーション協会が大切にしているのは、すべての人が主役となり、互いの違いを対立ではなく“統合”として捉えるコミュニケーションです。
今回のサロンで生まれた、
• 自分の感情を安心して出せる場
• 違いをそのまま受け取れる関係性
• 「良い・悪い」を超えた新しい物事の捉え方
これらはまさに、協会が目指す社会の縮図といえます。
このような対話の積み重ねが、世代や立場を超えて広がることで、
誰もが自分らしく存在できる未来社会の実現へとつながっていきます。
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■ サロンを通して
シェアを重ねる中で、参加者一人ひとりが心の“鎧”を外し、自分の言葉で語る「本音の対話」が自然と生まれていきました。
最後には、これまで抱えていた思いを俯瞰して捉え、笑い合えるほどに軽やかな空気へと変化し、改めてこの場の価値と可能性を実感する時間となりました。