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長崎支部 第1回コミュニティサロン 開催報告

長崎支部 第1回コミュニティサロン 開催報告

長崎にて、第1回コミュニティサロンを開催しました。
本回は、「他者とは」(まつもとみどり著)のデータファイルをもとに対話を行い、それぞれの体験を通して気づきを深める時間となりました。

■ 今回のテーマ
〜関係性に映し出される自分自身〜

「他者とは」データファイル10を用いて、シェアしました。
• 他者との関係性の中で何が起きているのか
• なぜ特定の相手に対して強く感情が動くのか
• 自分と他者はどのようにつながっているのか

といった視点から対話を行いました。

■ サロンの様子

参加者からは、家族や職場、日常の中での具体的な体験が共有されました。
• 兄弟関係の中で感じる劣等感や比較
• 表と裏の顔を持つ家族への複雑な思い
• 自分が受けてきたことを、相手にも感じてほしいという感情
• 無意識に役割を担い続けている自分(長女気質など)
• 集団の中での孤立や分断への違和感
• 家族内での評価の違いによる認識のズレ
• 日常の中での依存や無力感への気づき

など、「他者との関係性の中で生まれる感情」が率直に語られました。

対話を深めていく中で見えてきたのは、
• 相手に対して感じていることが、自分自身の内面ともつながっていること
• 同じ家族の中でも、立場や役割によって全く異なる現実を体験していること
• 「どうにかしたい」という思いと「できない自分」との葛藤

といった、人間関係の奥にある構造でした。

また、
• 自分の中で見たくなかった側面が、他者を通して表れていた可能性
• 無意識に背負ってきた役割や期待が、現在の関係性に影響していること

にも気づきが広がりました。

■ まとめ

・他者との関係性は、自分の内面を映し出す鏡のような側面がある
・同じ出来事でも、立場や役割によって受け取り方が大きく異なる
・無意識の役割や思い込みが、人間関係の在り方に影響している
・気づきによって、関係性の見え方が変化する可能性がある

■ 未来社会へ

今回のサロンで見えてきたのは、
人と人との関係性の中にある“分断”や“対立”の背景に、認識の違いが存在しているという視点です。

これは、違いを排除するのではなく、その違いを理解し受け取ることで関係性が変わっていく、新しい社会の在り方を示しています。

長崎から広がる「長崎モデル」は、
こうした一人ひとりの内面の気づきから始まり、家庭・職場・地域へと波及していくことで、調和的な社会を創造していくプロセスを大切にしています。

本サロンは、その第一歩となる実践の場となりました。

■ 私たちの想い

新コミュニケーション協会が提唱する「相互認識のコミュニケーション」は、他者を通して自分を知り、
認識の変化によって関係性を再構築していくものです。

本回では、
• 他者の体験を通して自分を見つめる視点
• 感情の奥にある本質への気づき
• 違いを受け取り合う対話

が自然に生まれ、理念の原点が体感される場となりました。

■ これから

長崎でのコミュニティサロンは、
今回の「他者理解」を起点として、
• 家族関係
• 職場や地域での人間関係
• 社会における分断や役割意識

といったテーマへと発展していきます。

一人ひとりの気づきがつながり、
地域全体の関係性の質を変えていく実践として、「長崎モデル」の具体化を進めていきます。

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