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愛知支部 第4回コミュニティサロン 開催報告

愛知支部 第4回コミュニティサロン 開催報告(一宮)

愛知支部では、第4回コミュニティサロンを一宮にて開催し、
初参加の方を含む13名が参加しました。

それぞれの体験をもとに、対話を通して深い気づきが広がる時間となりました。

■ 今回のテーマ

「他者とは何か」
〜異文化コミュニケーションの体験に隠された本質〜

今回は、「他者とは」データファイル6を用いて、シェアしました。

日常の中で感じる「価値観の違い」や「分かり合えなさ」を、異文化コミュニケーションという視点から捉え直し、
• なぜ対立が生まれるのか
• なぜ相手を理解できないと感じるのか

その背景にある内面の構造を探究しました。

■ サロンの様子

参加者からは、
• 夫婦間における価値観の違い(医療・生活観・家族観など)
• 義家族との関係性における葛藤や違和感
• 「正しさ」や「常識」をめぐる衝突
• 家族内での役割や期待によるすれ違い

など、さまざまな“異文化体験”が共有されました。

対話を深めていく中で、
• 自分の当たり前が相手にとっては当たり前ではないこと
• 相手に感じていた違和感が、自分自身の内面にも存在していたこと
• 強く握っていた価値観が、関係性の対立を生んでいたこと

に気づいていくプロセスが見られました。

また、
• 義家族との関係で感じていた怒りや悲しみ
• 家族を思うがゆえに生まれる期待やコントロール
• 大切な人との別れや喪失体験

といった深い感情も安心して語られ、互いに受け取り合う中で、場全体にあたたかい一体感が生まれました。

■ 本日の学び(まとめ)

・「他者」とは、自分とは異なる存在ではなく、自分の内面を映し出す存在でもあること
・価値観の違いは対立の原因ではなく、気づきの入り口であること
・抑えていた感情を表現することで、関係性の見え方が変わること
・自分の“正しさ”に気づくことで、相手との対立が緩和されていくこと

■ 未来社会へ

今回のサロンで見えてきたのは、
「違い」を排除するのではなく、理解し受け取ることで関係性が変わってしまうプロセスです。

この在り方は、分断や対立を前提としない未来社会の基盤となるものであり、一人ひとりの内面の気づきが、家庭や地域へと波及していく可能性を示しています。

長崎から広がる「長崎モデル」においても、個人の認識の変化が関係性の質を変え、調和的な社会を生み出していくプロセスが大切にされています。

本サロンは、その実践の入り口を担う役割でもあります。

■ 私たちの想い

新コミュニケーション協会が大切にしているのは、対立ではなく「相互認識」によって関係性を築いていくコミュニケーションです。

今回のサロンでは、
• 他者の体験をそのまま受け取る姿勢
• 自分の内面に気づいていくプロセス
• 違いを通して本質に触れていく対話

が実践され、理念そのものが体現される時間となりました。

■ サロンを通して

参加者同士が安心して思いを語り合うことで、これまで抱えていた感情が解放され、笑顔とともに場を終えることができました。

「話せる場があることの大切さ」を実感する声も多く、対話の価値が改めて共有される機会となりました。

■ 今後の展望

今回扱った「他者理解」は、その後のテーマである男女関係や家族関係、さらには社会全体の関係性へとつながる重要な基盤です。

今後もコミュニティサロンを通じて、個人の気づきが広がり、対立を超えた新しいコミュニケーションの在り方が社会へと実装されていくことが期待されます。

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